ライブ&レポート:STOMPをロンドンで観るの巻

 
Jul. 11, 2004
posted by moriy
日時:2004年6月24日(木)15:00〜
会場:VAUDEVILLE THEATRE@ロンドン
座席:STALLS H4

ロンドンでいろいろと用事を済ませて、時間が空いたのでコベントガーデンあたりを歩いていたわけです。その日の夜に見に行く予定の『CHICAGO』をやってるAdelphi Theatreが近くにあるはずだと、通りを流れていくと、目指すAdelphiの二つ隣くらいにSTOMPのでかい看板が。

STOMP越しのCHICAGO

時刻はお昼過ぎ。Box Officeの掲示を見ると木曜はマチネがあるんだとか。で、窓口のお兄さんに「マチネのチケット買える?」と聞くと、なにやら別の料金表を出してきて「きょうのマチネなら半額だよ」とのこと。STALLS H4(前から8列目の左から4番目)というチケットが18.75ポンド。これで半額ってことは通常は日本円で7000円以上するわけで、現地のロングランでもけっこうな値段するんですな。地下鉄初乗り300円、コンビニのサンドイッチ500円って街ですからしょうがないのかも知れませんが。

で、会場内はこんな感じ。開演前は写真撮っても文句言われなかったので、ブレブレですが1枚。基本的には日本の公演と変わりませんね。

STOMPのセット

場内は小学生〜中学生くらいの子どもが団体でつめかけて満員。おそらく学校の学習の一環として(「○○鑑賞教室」みたいのありましたよね)で、先生に引率されて来たんでしょう。お菓子ぼりぼり食ってました。どうでもいいですけど、へそ出し(「肉はみ出し」にしか見えなかったりしますけど)の女の子が多かったなあ。

公演内容は来日の時とほとんど一緒なんですが、「新聞読みながらエスカレートしていく」ネタの2つくらい前に、金属パイプの折りたたみ椅子を使い、照明を落として白のスポットライトだけで、ジャズワルツって感じのリズムで4人で演奏するネタっていうのが入ってました。で、この演目のラストから、ひとネタおいて、例の新聞ネタに物語としてつながるようになってます。これ新ネタなのか、それとも日本では省略されたのか、よくわかりません。次回の日本公演(いつかわかりませんが)の時には見られるかも知れませんね。

客席は子どもばっかりだったので、夜の反応とは違うんだろうと思いますが、基本的にノリがいいというか、反応ははっきりしてますね。演者をのせるのも上手い。

音よりも見た目に面白いネタがウケる傾向が強いかもしれません。日本で見た時は、客席の集中力があって、音のない時はホントにシーンとなって、指先、足先で出すような小さな音も大きく伝わってきた印象があったんですが、今回はそういう音は客席のザワザワに吸収されてしまっていたような感じです。「お好み焼きのコテ(とは言わないだろうけど)」ネタなんか、個人的にすごく好きなんですけど、あんまり伝わってない感じがしました。

Tシャツ買いました。12ポンド。前回の日本公演でデザイン&実用性の面でガッカリだったので期待して買ったんですが、1回着て、脱ぐ時に「プチプチプチッ」という音を発してました。あんまり長持ちしないかも・・・。

Tシャツとパンフ、playbill

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